令和4年12月 ワールドカップサッカー カタール大会

 

 今月の法話は法話にならずともこれしかないでしょう。

 本日は12月2日 日本がスペインを撃破した日です。

 戦前でドイツとスペインを破ると予想した人は何人いたでしょうか。

 良くて1勝1敗1分けで何とか予選突破と考えていた人が多いのではないでしょうか。

 そしてドイツ戦↑ コスタリカ戦↓ スペイン↑ と評価が乱高下した、選手及び森保監督。

 平常心で素晴らしい戦いをしました。

 とは言え、やはりこの世は諸行無常、クロアチア戦も突破できる!なんて話も出てきていますが、

 何が起きても泰然自若としていたいです。

 いづれにせよ、日本の活躍は奇跡ではありません。

 奇跡はそれ相応の準備と努力をしていた人にしか起きません。

 

 自分も学生の頃そうでしたが、今度の模試は、入試は良い点が取れるかも!

 なんて楽観的に考えましたが、絶対に自分の実力以上の点は取れませんでした。

 しっかり受験勉強をしていないのに、合格はつかみ取れないのです。

 そしてそれでも失敗する時、負ける時はありますが、絶望する必要はありません。

 

 もともと世の中はそういうものなのです。それが諸行無常なのです。

 また新しい挑戦に向かって立ち上がればよいのです。

 

 

 

令和4年11月 耳の痛いお話

 

 マレーシアのマハティール元首相の日本に対する耳の痛いコメント(2000年11月)が

今読み返しても大変素晴らしいので紹介します。

 

「人を真似るのは、その相手が自分より優れていると認めることを意味します。私が採用した

ルック・イースト・ポリシー(東方政策)は勤労精神にあふれた日本人の良い面を模倣するためでした。

 日本人は企業に忠誠心を持ち、懸命に働きました。自己犠牲の精神です。

 

 その結果、日本は急速に発展し、国民は裕福になれたのです。

 しかし、日本の若者は日本人の良き特徴を次々と失っています。

 

 例えば会社に定着せず、楽しみを優先してまた別の会社に移ってゆく。

 生活を楽しむだけでは日本のこれからの発展は難しい。

 これは彼ら自身にも、国にとっても良くないことだと思います。

 

 日本の若者は髪を茶色に染めて、欧米人のようになろうとしています。

 私は欧米追随が茶髪だけにとどまってくれることを願っています。

 しかし、いまの日本の若者は行動までも日本人的でなくなっていることは、疑問の余地がありません。

 

 我々はいま、そんな日本人を真似すべきでないと考えています。

 百年前、欧米人は健全な文化を持つ強い人々でした。しかし、そうした社会は崩壊し、

人々の良き価値観は失われてしまいました。生活を楽しむためだけに生きている。

 自分に役立つことはしません。結婚もせず、家族関係は崩壊しました。

 

 一方、日本も含めアジア人はきちんとした家庭を持つべきだという価値観があり、

そこからより良き安定した社会ができあがります。日本に、そのような文化がなくなれば

国を強くすることはできないし、国際競争にも勝てなくなります。

 

 日本は台頭する中国との競争にも直面しています。中国は大国で、人々は非常に勤勉でかつ器用です。

 日本に競争力がなくなれば、中国は非常に強くなり、日本は対抗できなくなると思います。

 日本は勤労精神・教育・技術などを維持し、向上させなければならないのです」と。

 どうでしょうか、色々と示唆に富んだお話ではないでしょうか。

 日本がこの先も繁栄し、日本人が日本人であるために何が必要なのか、

 自ずから見えてくるものがあると思いませんか。

令和4年10月 安倍元総理大臣の国葬儀から見えてくるもの

 

 何かと国民の意見の割れてしまった、安倍元総理大臣の国葬儀が厳かに執り行われました。

 仏教のお寺を任されている立場から一言言わせて頂ければ、【無宗教の葬儀】という言葉は、

矛盾しています。

 

 宗教的意義のない追悼・慰霊という儀式は、一体何に対しての追悼・慰霊なのでしょうか。

 仏教でも神道でもよいので、国がこうと決めた宗教的国葬を堂々と行えば良いのです。

 

 憲法を改正してまでもです。

 英国はエリザベス女王の国葬を、イギリス国教会の大主教のもとウエストミンスター寺院で行い、

チャールズ新国王を始め王族の男子は皆、軍服で出席したのです。

 軍隊・宗教、これらの根本的な在り方を議論せず、戦後ここまで来た日本に今、

大いなる矛盾が生じています。

令和4年9月 とある宗教団体との関係を一切絶つ

         自民党の論理破綻

 

 酒席では、政治と宗教の話をするなとはよく言われます。

 ここも、法話主体の話をしたいのですが、敢えて言います。

 とある宗教団体との関係を一切絶つって、憲法の保障する信教の自由に違反してますよね。

 特に、立憲(憲法に立脚する)とかいう左翼側の人達は良く考えてほしいのです。

 (当然保守であっても革新であっても法治国家ですからそこは立憲なのですが)

 

 議員の事務所で雇う人、選挙の時にお手伝いに来る人、一人一人に、あなたとある宗教団体の

信者じゃないですよね。だったらダメですって言える訳ないですよね。

 恐ろしいほどの信教の自由に対する憲法違反ですよね。この基本は分かりますよね。

 人権人権とことさらに強調する野党はここは突っ込みどころです。

 国会が始まったら、とある宗教団体と強制的に関係を絶つのは憲法違反ですよね。

 と指摘するのが、本来の健全な野党なのですが、現状を見ていると悲しくなります。

 

 当然、とある宗教団体が 法律に違反するような行為を繰り返しているようなら、

宗教法人法にも解散命令がありますから、堂々と解散させてしまえばいいんです。

 それをせずに、良く分からない「関係を絶つ!」っておかしいですよ。

 私はとある宗教団体を擁護するつもりは100%ありません。

 ですが、あまりにも法治でなく情治に走る今回の流れには反発せざるを得ません。

 上辺の情報に流されず、しっかりと自分自身で考え、行動していきましょう。